「旅のサブスクHafH」のサブスク大賞グランプリ受賞記念インタビュー! 共同創業者・大瀬良氏が語るHafHの今までとこれから

旅のサブスクHafH(ハフ)は、全国1010拠点以上のホテルに、月額制のサブスクで宿泊できるサービスです。

「旅を日常に」というコンセプトのもと、航空・鉄道会社と提携し、移動の自由化にも取り組んでいます。

そんなHafHが2021年12月8日に開催された「日本サブスクリプション・ビジネス大賞2021(通称:サブスク大賞2021)」でグランプリを受賞しました。

そこで今回はHafHを運営する株式会社KabuK Styleの社長/共同創業者の大瀬良亮さんにインタビューを実施。

サブスク大賞受賞までの道のりや苦悩、HafHのこれからについて、赤裸々に語っていただきました。

インタビューは、音声でもお楽しみいただけます。「大瀬良さんの生声で、HafHへの想いを聞きたい」という方は、以下のリンクからどうぞ!

大瀬良さん

【ゲスト】
株式会社KabuK Style社長/共同創業者。長崎県出身。2007年に筑波大学卒業後、株式会社電通入社。2018年2月、株式会社KabuK Style設立。2019年4月、HafHをローンチ。2019年9月、電通退社。2021年4月から(一社)日本ワーケーション協会・顧問も務める。(TW:@ryosera_jp)

そのだ編集長

【インタビュアー】
当メディア「ハフマガザン」の編集長。普段はフリーランスの取材ライターとして活動。経営者やクリエイターの話を聞くのが好き。趣味はHafHを使ったワーケーションとサ活。(TW:@ryoyasono)

もくじ

共同創業者に聞く「HafHとは?」

そのだ編集長

サブスク大賞グランプリ受賞、おめでとうございます!

今回はサブスク大賞でHafHを知った人に、あらためてHafHの魅力を伝えようという企画です。

大瀬良さん

ありがとうございます!
よろしくお願いします。

そのだ編集長

まずはHafHついて、簡単にご説明いただけますか?

大瀬良さん

初めてHafHを知る人には「HafHってどういう意味?」って、よく聞かれるんですよね。

HafHは「Home Away From Home」の頭文字を取った「第二の故郷」という意味なんです。

そのだ編集長

なるほど!
「第二の故郷」には、どんな思いを込めたのでしょうか?

大瀬良さん

「旅先が第二の故郷になったらいいな」という思いを込めて名付けました!

定額制のサブスクで、5つのプランをご用意しています。

そのだ編集長

サブスクに登録すると、どんなサービスが受けられますか?

大瀬良さん

サブスク登録者には、プランに応じて「HafHコイン」が付与されます。

HafHコインを消費することで、宿泊や交通などの旅に関するサービスをご利用いただける仕組みです!

そのだ編集長

HafHコインを使って、ホテルや飛行機などを予約できるんですね!

(※飛行機・鉄道などの交通サービスは期間限定の利用)

HafHは旅に興味がある全ての人に向けたサービス

そのだ編集長

HafHは2021年8月の大型リニューアルで、現在のサブスク型に変化しました。

あらためて、どんな人にオススメのサービスでしょう?

大瀬良さん

HafHは2021年8月に、旅に興味がある全ての人が、簡単で便利に、お得に使えるサービスとしてリニューアルしました。

大瀬良さん

ニューアル前のコンセプトは「多拠点」や「コリビング」で、住まいの代わりに使っていただくサービスだったんですよね。

リニューアルして、より「旅」に特化したサービスになりました。

そのだ編集長

なるほど!
私の場合はワーケーションや気分転換に、近くのホテルを利用することが多いです。日常に旅を取り入れているというか…。

大瀬良さん

まさに2021年はワーケーションでHafHを利用する方が、本当に増えました!

大瀬良さん

例えば首都圏に住む方が、東京のホテルで仕事をする「レンタル社長室」。

あと、自分へのご褒美にちょっとだけ遠出する「ご褒美HafH」などの利用スタイルです。

そのだ編集長

レンタル社長室にご褒美HafH! なんか楽しそう(笑)

大瀬良さん

そうそう(笑)
2021年は旅慣れた方だけでなく、日常の質を高めるために使ってくださる方がとても増えました!

サブスク大賞の受賞理由は「リニューアル」と「新たな挑戦」

そのだ編集長

授賞式での授賞理由を代弁させていただくと「宿泊や移動をサブスク化し、旅をより簡単で便利にすることで、新たなライフスタイルを提案したから」でした。

そのだ編集長

大瀬良さん自身は、HafHのどんなところが評価されたとお考えですか?

大瀬良さん

サブスク大賞で一番評価されたのは「サブスク」という言葉と共にサービスをリニューアルしたことだと思います。

実は、サブスクという言葉を使うかどうかでかなり悩んだんですよね…。

そのだ編集長

そうだったんですか!?

大瀬良さん

サブスクという言葉の定義があいまいだと感じていて。

「泊まり放題」と勘違いされるリスクがあると思ったんですよね。

そのだ編集長

たしかに! HafHは泊まり放題ではないですもんね。

大瀬良さん

そうなんです。
でも、サブスクという言葉を使うほうが分かりやすいサービスになると信じて取り入れたんですよ。

受賞理由で「サブスク化」というワードを言っていただけたので、結果的には良かったのかなと思います。

そのだ編集長

「旅のサブスク」としてリニューアルしたことが、サブスク大賞受賞の一番の決め手と感じていらっしゃるんですね。

大瀬良さん

もう一つサブスク大賞の受賞理由をいうと、旅行業界という巨大な市場に、サブスクという新たな概念を持ち込んだことも評価していただきました。

そのだ編集長

なるほど! 旅行業界にサブスクのイメージはなかったです。

大瀬良さん

2021年の旅行業界は、外出自粛で逆境に立たされていました。

そんな困難の中、サブスクという新しいスタイルで、伝統市場にチャレンジしたことを認めていただけたんじゃないかなと。

そのだ編集長

旅行業界が逆境にある中「旅のサブスク」が受賞したことには、大きな期待が込められていそうですね。

大瀬良さん

今後はその期待にしっかり応えていきたいと思っています!

リニューアルしても初期からの利用者を裏切らない

そのだ編集長

逆境を乗り越えた先のサブスク大賞受賞だったと思います。
受賞までの道のりで苦労もあったのではないでしょうか?

大瀬良さん

基本的にはどんな困難も成長につながる良い経験だと思っているんですよ。

ただあえて苦悩を挙げるなら、リニューアル以前、特にサービス開始当初からHafHを愛用してくださっていた方に、不安を与えないよう試行錯誤をしていました。

そのだ編集長

リニューアルで、ガラッとサービスが変化したわけですよね。

大瀬良さん

リニューアルしてもサービス初期からのネイバーを裏切るつもりは、決してありませんでした。

むしろ「より良いサービスになる」とどうすれば信じてもらえるかを、必死に考えていましたね。

ネイバー…HafHユーザーの呼称。

そのだ編集長

具体的には、どのような取り組みをされたのでしょうか?

大瀬良さん

リニューアル当初は、毎日深夜に3時間ほどネイバーからのメッセージに返信していました。

体力的にはハードでしたが、一人ひとりのネイバーと向き合うことがHafHの成長につながっているので、貴重な経験だったと感じています。

そのだ編集長

ハフコミュの交流会「Osera Night」でも、「こんなに話聞いてくれるんだ」ってくらい、ネイバーの話に耳を傾ける姿が印象的でした。

ハフコミュ…HafH Communityの略称。HafHが公式に運営する利用者が集まるコミュニティ。

大瀬良さん

運営サイドの意見だけでは、HafHの成長に限界があると思っているんですよ。

ネイバーは個性的な方が多いので、単純に話を聞くのが楽しいのもあるんですけどね(笑)

賞金100万円の「全額寄付」が決定!

そのだ編集長

サブスク大賞の賞金100万円を、全額寄付すると発表していましたよね?

大瀬良さん

賞金100万円は「旅を通じて多様性を体現するプロジェクト」を一般公募し、選ばれたプロジェクトに全額寄付することを決めました!

そのだ編集長

なぜ全額寄付することに決めたのでしょう?

大瀬良さん

普通じゃない賞金の使い方がいいなって(笑)

HafHを運営する株式会社KabuK Style(カブクスタイル)の「KabuK」には、「傾く」や「格好つける」の意味が込められているんですよ。

大瀬良さん

だから社員には「普通じゃつまらない」という変な美学があって。

そのだ編集長

なるほど! たしか歌舞伎の語源は「傾(かぶ)く」でしたよね。

まさに既存の考えに捉われないという意味の。

大瀬良さん

そうなんです! 
100万円を獲得したからといって「社員旅行に行こう」みたいなアイデアは一切なくて(笑)

会社のSlackには「傾(かぶ)いた」賞金の使い道が、数え切れないほど集まりました。

受賞後の心境は「子離れしないといけない」

そのだ編集長

サブスク大賞受賞後、大瀬良さん自身の心境に変化はありますか?

大瀬良さん

HafHから子離れしないといけないと思うようになりました。

これからはHafHにぼくの思いを乗せるのではなく、みんなでHafHを育てていきたいんですよ。

そのだ編集長

大瀬良さんにとって、HafHは子どものようなものなんですね。

大瀬良さん

そうですね。でも、「こういう風に使ってほしい」というエゴにならないようにしたくて。

そういう意味でも、みんなでHafHを育てることで、より大きくなっていくと信じています。

これからのHafHは「社会のインフラ」を目指す

そのだ編集長

サブスク大賞受賞を経て、これからのHafHはどこを目指すのでしょう?

大瀬良さん

「HafHを社会のインフラにしたい」という野望があります!

近場でふらっと友人に会ったり、美味しいものを食べに行ったりするときに、気軽に使ってもらえるようなイメージです。

そのだ編集長

なるほど! どのように実現するのでしょう?

大瀬良さん

HafHを社会のインフラにするためのキーワードこそが「サブスク」なんです。

HafHはサブスクであることで、移動のインセンティブを生み出しているんですよ。

大瀬良さん

つまり、月額制で自動的に支払いが済んでいるから、あとは行き先を決めて行くだけというわけです。

そのだ編集長

「移動」へのハードルが、サブスクにより下がっているんですね!

大瀬良さん

気になる旅先を見つけても、旅行プランを調べたり、支払いをしたりするのが面倒なことってありませんか?

そのだ編集長

めっちゃあります…。複数サイトでプランを比較したり、いちいちクレジットカードを登録したり。

大瀬良さん

でもHafHなら既に支払いが終わっているので、すぐに「行ってみよう」と思えるんですよね。

そのだ編集長

たしかに! HafHを使い始める前は、近場のホテルを予約してワーケーションしようなんて面倒くさくてしていませんでした。

大瀬良さん

そうして日常の中で新しい一歩を踏み出し、すてきな経験をするネイバーをたくさん見てきたんですよね。

そのだ編集長

お得で便利なことはもちろん、新しいライフスタイルを手に入れるきっかけになっている気がします!

大瀬良さん

より気軽に使えるインフラになれるよう、頑張っていきたいと思います!

HafHで「自ら決断する練習」をしてほしい!

そのだ編集長

最後に、これからHafHを使う方にメッセージをいただけますか?

大瀬良さん

HafHを使って「自ら決断する練習」をしてみてください!

2021年を振り返ると、正解が分からない世の中になりました。

大瀬良さん

だからこそ「決断力」がどんどん重要になっていると思うんです。

そのだ編集長

HafHを使うと決断力が身につくと…?

大瀬良さん

HafHはサブスクなので「今月はここに行こう」と決断する練習になるんです。

また、旅に出るといつもとちがう景色を見てみたり、始めて見るグルメを食べてみたりしますよね。

そのだ編集長

あ、まさに決断の連続ですね!

大瀬良さん

そうなんです! 自分で決めて、小さくても新しいチャレンジをしてみる。

その小さな積み重ねで、今まで見えなかった景色が見えるようになると思うんです!

そのだ編集長

まさに、HafHのおかげで日常に小さな変化がたくさん起きています!

そのだ編集長

お忙しい中、ありがとうございました。

もしHafH拠点でお見かけしたら、お声がけしてもいいですか?

大瀬良さん

もちろんです!
近くにあるドリンクを一杯ごちそうしますよ(笑)

HafHのプラン詳細はこちら

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この記事を書いた人

当メディア「HafH MAGASIN」の編集長。これ以外に、フリーランスの取材ライター・編集者として、インタビュー記事やSNS投稿制作などを行う。趣味はHafHでワーケーションとサ活をすること。

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