「ものすごく近いわけじゃないけど、ありえないほど遠くはない」ひのそうさんが語るハフコミュメンバーとの心地良い距離感【ネイバー図鑑#4】

はじめまして! HafH Community(以下、ハフコミュ)4期生のMIKIです。

私はハフコミュに入ったばかりで、まだコミュニティのことも、メンバーのこともあまりよく知りません。

MIKI

これまで一人旅しかしてこなかったこともあり、どうやってコミュニティで友達を作ったら良いかも分からない…。

そもそも人見知りだし。どうしよう、馴染めるかなあ…。

ひのそうさん

無理に「友達」を作る必要はないと思いますよ〜!

MIKI

…! その優しい声は、ハフコミュ広報・コンテンツ部の部長ひのそうさん!

ひのそうさん

僕は「友達」が欲しくて世界一周したんですが、旅先やハフコミュで見つけたのは、最高の「知人」だったんですよ。

MIKI

知人…? それってどういうこと…?

というわけで今回は、ハフコミュ広報部部長のひのそうさんに、気になるハフコミュメンバーとの関わり方について聞いてみたいと思います。

HafH(ハフ)で泊まれるおすすめの宿泊施設や、 世界(ほぼ)一周したときの楽しい話なども聞けちゃいますよ〜!

ひのそうさん

【ゲスト】
ひのそうさん@hinosou_mairu
2021年からHafHを利用。ハフコミュ3期生で広報・コンテンツ部の部長。愛媛県出身。大学時代は岡山。留学でイギリス。就職は東京。今は愛媛。と移住地を転々とする。大学時代は統計学を学ぶ。現在は製薬業界でデータサイエンティストとして働く傍ら、英語のパーソナルコーチもしている。

HafH Community…通称「ハフコミュ」。2022年10月現在、およそ500名のHafHユーザーが参加。

旅仲間の募集や、部活動(スポーツ部・ベント部・広報コンテンツ部…etc)での交流が行われている。

もくじ

信念は「やりたいことをやりたいときに」

MIKI

まずは、ひのそうさんのHafHの使い方を教えてください!

ひのそうさん

私はHafHを使って、仕事をしながら旅をしています!

MIKI

巷で話題の「ワーケーション」っていうやつですか?

ひのそうさん

そうですそうです! フルリモートの会社なので、ワーケーションとして利用していますね。

今は愛媛に住んでいますが、東京にいた頃は、平日の真ん中で都内のホテルとってワーケーションしたり、週末は休みとくっつけて地方へ行ったりと活用していました。

MIKI

これまで行ったHafHの宿泊施設でおすすめがあれば教えてください!

ひのそうさん

伊勢のFAVは過ごしやすくてとても良かったです!
生活と観光が混ざり合っていて、自分の旅スタイルに合っているように感じましたね。

部屋にキッチンもあるので、近くで食材を買って自炊したりして、非日常の中の日常を楽しむことができました。

働きながら旅をすることの魅力

MIKI

ひのそうさんの思う、働きながら旅をすることの魅力とは?

ひのそうさん

HafHで聞いた言葉で良いなと思ったのものがあるので、お借りさせていただきますね。

旅を日常にできる」。

これが、仕事をしながら旅をする魅力だと思います。

旅って自分にとっては非日常なんですが、働きながら旅をするというのは、非日常を日常に取り込める行為だと思っています。「常に自分をアップデートできる環境に起き続けられる」。それが、働きながら旅をすることの大きな魅力かなと思います。

やりたいことをやりたいときに

MIKI

ほぼ世界一周の経験があるということですが、どうして世界一周しようと思ったんですか?

ひのそうさん

当時大学院生だったのですが、仕事をして務め人になったら、自由に世界旅行もできないと思ったんです。

やりたいと思ったときにやりたいことやろうと思って、思い切って旅に出ました。

MIKI

やりたいことをやりたいときに」という価値観、すごく大切だと思います。これはどこから出たものなのでしょう?

ひのそうさん

どこから、どの時点で…うーん、よく覚えてないんですが、振り返ってみたら、学生時代からそういった素養はあったのかなと。

海外にワーホリに行くのも、当時だからできたこと。「今」しかできないことは少なからずあると思っています。

正確に言うと、いつからでも始めることはできますが、パフォーマンスが高い状態でやるためには、時期があるとなんとなく思っていて。
「やりたいときにやる」ことで、一番熱量持って取り組めるのではないかなと。

MIKI

お話し聞いていると、ひのそうさんは好奇心旺盛でチャレンジングな方なのかなと!

ひのそうさん

そうですね、もともと好奇心が強く新しいものが好きで、どんどんやってみたいと思う性格です。

物事が続く方ではないんですが(笑)。でも、その時の「やりたい」を大事にした方が、自分にとってプラスになることが多いかなと。

なので、「やりたいことややりたいときにやる」という信念は、とても大切にしています。

MIKI

「自分が今何をやりたいか」「どういう自分でいたいか」を、常に自覚できる人はそんなに多くないと思います!

ひのそうさん

世の中にはもっとたくさんの価値観があるはずで、それをもっと知ってみたい、聞いてみたいなという欲求が常にありますね。

海外旅行しているときは、いろんな国で、いろんな価値観に触れることができました!

学生時代に世界一周をほぼ達成

MIKI

世界一周を学生時代に達成されたと聞きましたが…すごい充実した学生活ですよね。

アメリカ西海岸グランドキャニオン
ひのそうさん

正確に言うと、五大陸それぞれ回ったので、世界一周を「ほぼ」達成しているということになります(笑)。

直線で一周はしていないんですけど、各地転々と繋いで行ったら一周になるってことで、ほぼ一周。

MIKI

それはもう世界一周と言っても過言ではありませんよ! ちなみにきっかけは?

ひのそうさん

大学院生(23〜24歳)の頃、イギリスにワーホリ行ったのがきっかけです。

二年間休学し、最初の半年は留学行くための準備。残りの一年と半年でイギリスほか、いろんなところを旅しました。

MIKI

イギリス経由で世界各地を回ったということでしょうか?

ひのそうさん

そうですね!

イギリスは立地が良く、日本から大体反対のとこにあるので、南米やヨーロッパなど、日本から行きづらい場所にもアクセスしやすいんです。

ワーホリ中、せっかくイギリスにいるし行くなら今だと思って世界一周の旅へ出ました。当時ポンドがすごく強かったっていうのもあって、金銭的にも有利に旅行ができたのはよかったですね。

MIKI

トータルでどのくらいの国を旅したんですか?

ひのそうさん

パスポート二冊目に突入するくらいには旅できました。全部で30〜40カ国ほどですかね。

学生の間に世界一周をほぼ達成したことになるので、運が良かったなあ。

ワーホリ…ワーキングホリデーの略。2国間の協定に基づき、18〜30歳の青年が異なった文化のなかで休暇を楽しみつつ、滞在資金を補うため一定の就労を認める査証および出入国管理上の制度。

印象的だった国

MIKI

特に行って良かった国はどこですか?

ひのそうさん

それぞれいろんな良さありますが、アルゼンチンやボリビアなど、南米は思い出深かったですね!

ボリビアの屋台店主とひのそうさん
MIKI

うわあ南米! 行ったことないんですよ!

ひのそうさん

とにかくお肉が安くて美味しいんです!あとはワインも。チリワインやアルゼンチンワインが安くて美味しく飲めるので、そういった面でもすごく印象に残っていますね。

あと、アルゼンチンは縦長で、北の方は砂漠など暑い地域がある一方、南側は氷河や氷など、流水が浮いていたりもして。

アルゼンチンで友人と肩を組むひのそうさん
MIKI

一粒で二度美味しい、みたいな楽しみ方ですね! お肉もワインも安くて美味しいなんて最高…!

ひのそうさん

人が優しかったのは、アフリカのモロッコですね。

青の街と呼ばれるシェフシャウエンは、歩く旅に「ミントティ飲んでいきなよ」って声をかけてもらえたり、無償で一日ガイドしてくれる人がいたり(笑)。

MIKI

心配になっちゃうくらい優しいですねそれ…

ひのそうさん

そうなんです(笑)。でも、あとからお金を請求してくるとかもなくて。本当に人が良い人ばかりだったんだと思います。

そうそう、シェフシャウエンは街全体が青くて、とても綺麗なんですよ。美しい街並みも印象に残っていますね!

MIKI

ちなみにがっつり私欲ですが、ご飯が美味しかった国はどこですか?

ひのそうさん

それはもう、圧倒的にスペインのバルセロナを推したいですね!

パエリアやピンチョスが有名ですが、何食べても本当に美味しかった。万人受けする味ですね。

伝統的なものから新しいものもあり、飽きなかったです。ミシュランの店が多いことでも有名ですよ。3つ星だらけなんです。

MIKI

うわあそれは…絶対行きたい。海外旅行しやすくなったら真っ先にバルセロナ行きます!

景色も良いけどやっぱりご飯! 花より団子万歳!

ひのそうさん

(笑)。

でも、やっぱり花のある人生も良いものですよ!

オランダのアムステルダムなんて、本当に街並みが綺麗でした。

僕は水辺が好きなのですが、オランダは海と街がうまく溶け合って、とにかく素敵でしたよ。あそこになら住んでみたいなあ、と夢見ちゃいましたね。

アムステルダムの街並み

世界に出た理由は「友達」が欲しかったから

MIKI

ひのそうさんは大学院生時代にイギリスへ留学に行っていますが、その理由とは?

ひのそうさん

まず、なぜ英語をやろうと思ったか、というところからお話しさせてください。

僕が高校生から英語を学び始めたんですが、当時、人付き合いが得意じゃなかったんです。何を喋ったら良いかわからなかったし、周りがなんで盛り上がっているのかもわからなかった。

だから、友達といてもどこか居心地が悪かったんです。

MIKI

それは思春期にはなかなか辛い経験…。

ひのそうさん

そうですね。

でも、そういった周囲とうまく話せないという漠然とした思いと、狭いコミニュティへの居心地の悪さを感じていたとき「世界には、日本語を話す人より英語を話す人の方が圧倒的に多い」と気付いたんです。

だから、英語を話せるようになれば友達が増え、自分の世界も広がるんじゃないかと。
そして、居心地が良いと思える「友達」が見つかるんじゃないかと思ったんです。

MIKI

学生時代は、教室の中だけが世界だと思いがちですよね。
そんな思春期に、もっと広い世界があるんじゃないかと発想を変えることができたことが、純粋にすごいです。

ひのそう少年の老熟みを感じる。

ひのそうさん

ありがとうございます(笑)。

そんなわけで、友達を作るために英語を始めたんですね。

高校二年生の時に英会話の塾に通わせてもらい、大学に入ってからは実際に世界を見たいと思いました。そして、イギリス留学へと至ったわけです。

実際、英語がコミュニケーションツールにることで殻を破り、自分を変えることができたので良かったと思いますね。

MIKI

あ、でもちょっと分かるかも…! 英語で話すと、なんだか素直になれませんか?

ひのそうさん

すごく分かります。

最初に海外に出たとき、言葉を伝えるのに必死だったんです。言い回しを考える余裕はなく、ただ単語をストレートにぶつけていました。

それでかえって、素直に喋ることができるようになったのかなと。

MIKI

濾過される前の自分の感情を素直に出せる、それが英語の良いところかもしれませんね。

私、英語まったく喋れないんですけどね!

しかし、世界に出ても「友達」は見つからなかった

MIKI

実際世界に飛び立ってみて、「自分変わった!」ってエピソードもっと聞きたいです〜!

ひのそうさん

一番強く思ったのは、イギリスに留学して最初の1ヶ月目ですね。

現地の友達と話しているとき、「自分、あんまり話すことがないな」と気付いてしまったんです。英語が話せないというよりは、「伝える内容がない」という感じです。

それは、普段何も考えず生きてるからかもしれないなあ、と。

MIKI

ほお…それはどんな話をしているときに感じたんでしょうか?

ひのそうさん

特に日本の文化や考え方を聞かれるたときですね。

うまく答えられなかったんです。思ったより自分は日本のことを知らないんだと実感しましたね。

皮肉なことに、「日本のことを何も知らない」というのは、日本を出て初めて気付いたことです。

MIKI

確かに留学をするといろんな国の学生が集まるので、自分はその輪の中で「日本代表」みたいな立ち位置になっちゃいますよね。

ひのそうさん

異国の友達に、日本人として日本の文化を伝える以上、しっかり自分の意見があるべきだと。

それからは、自分の意見を持ち、言葉に責任を持とうと思うようにな理ました。

日本のことについても、イギリスの図書館で、英語で日本を紹介する本を借りてきたりしました。良い英語の勉強にもなりましたね!

MIKI

自分自身の生き方や価値観を変える、とても大きな変化ですね。

そうそう、世界を旅することで目的だった居心地の良い「友達」は見つかりましたか?

ひのそうさん

それが…友達は見つかりませんでした(笑)。

MIKI

ええ! 見つからなかったんですか!? 世界一周しても…?

ひのそうさん

はい(笑)。

世界を一周し、たくさんの知人はできましたが、友達と呼べる人は見つからなかったんですよ。
友達ってなんなんだろう、と深く考えるあまり「友達」が分からなくなってしまって。

でも、それで良いと思っています。「友達」と身構えずに、「知人」くらいのテンションで接する方が、気負いせず友好な人間関係が築けたりもしますからね。

それをさらに実感できたのが、ハフコミュニティでの体験です。

HafHに入って、最高の「知人」ができた

ひのそうさん

HafHで出会った人々は、言うなれば気負いなく過ごせる最高の「知人」だと思っています。

友達を見つけようとすると、どうしても自分の中でのハードルが高くなってしまっていましたが、「知人」なら敷居が高くないし、気負いのない関係を築けるなと。

MIKI

それ、なんかすごく腑に落ちました。

私自身友達が多い方ではないので、「友達」を作ろうとするとどうしても身構えてしまいます。

でも、「知人」を作ろうというテンションなら、気軽に行けるかもしれない! ひのそうさん天才!

ひのそうさん

ありがとうございます(笑)。

学生時代に思っていた「友達」とはまたちょっと違う、すごい近い距離ってわけではないけど、他人行儀だったり遠いわけではない、気軽で居心地が良くて、ありがたい存在。それが僕にとってのハフコミュメンバーですね。

MIKI

ハフコミュメンバーと過ごした時間で、「あれ楽しかったなあ」っていうのありますか?

ひのそうさん

広報・コンテンツ部の月一の広報部会では、メンバーとゆるく他愛無い話ができて、毎回とても素敵な時間を過ごせているなと感じます。

あとは来年、広報部会で沖縄に行くイベントがあるんですが、それもぜひ参加したいですね!

これまで一人旅がメインだったのですが、そうした交流イベントにも参加したいと思えるようになったのは、心地良い距離感で接せられるハフコミュメンバーのおかげだと思います。

MIKI

すごい変化! 良いですね…。

私人見知りで、交流イベントみたいなものも得意じゃないんですよね。だからいつもソロ旅。

一人は楽だけど、ちょっと寂しいなって思うときもあって。
私も変われますかね?

ひのそうさん

もちろん、変われます! じゃあまずは、沖縄のイベント参加しましょうよ。

MIKI

それは…えっと…考えておきます。

ひのそうさん

(笑)。もちろん、無理せずで!

あとは、現在住んでいる愛媛にも、今週末ハフコミュメンバーが遊びに来てくれるんですよ。道後温泉に行くんですが、それもすごく楽しみです。

MIKI

ハフコミュを通して交友の輪がどんどん広がっているなあ。そういえば、ひのそうさんがハフコミュに入ったきっかけってなんですか?

ひのそうさん

そうですね…これまで一人で旅をすることが多かったのですが、自分以外の人たちがどのように旅をしているかを知りたくて、ハフコミュニ入りました。

さらにそういった旅の仲間たちに話を聞ける環境ということで、広報部を選びましたね。

MIKI

なるほど、そういう流れだったんですね。そこで最高の「知人」たちに出会う、と…!

ひのそうさん

はい! 広報部で出会ったハフコミュメンバーには、すごく刺激をもらいました。

特に当時部長だったもとこさん、副部長だったのだけいさんの関係性は印象深かったです。

MIKI

それすごく気になる!!

ひのそうさん

のだけいさんは、もとこさんのコーチングをきっかけにライターに転職したんですよ。

誰かに影響を与えることができるもとこさん、そしてメンバーからの意見を素直に、柔軟に受け取って人生を変えていくことのできたのだけいさんには、深いリスペクトを感じます。

そうやってHafHを通じて、HafHを越えた関係性ができることに衝撃を受けましたね。

MIKI

それは、友達ではなく、最高の「知人」だからこそできた関係性なのかもしれないですね。

ちなみに、ひのそうさんが現広報・コンテンツ部の部長になったきっかけは?

ひのそうさん

もとこさんとのだけいさんの推薦です。

二人とはまた違った魅力のある広報部を作りたいと思い、部長に就任しました。

MIKI

そこで部長のひのそうさん、副部長のとみーさんというタッグが生まれるわけですね

ひのそうさん

そうですね! 副部長のとみーさんともとても良い関係性が築けているなあと思っていて。広報部会の月一のミーティングでも、周囲に気を配りつつ場を回してくれて、いつもとても感謝しているんです。

どんな形になるか分かりませんが、今度ちゃんとお礼をしたいなあ…!

MIKI

うーん、なにこの優しい空間!

ハフコミュの使い方は人それぞれ! 自分に合ったやり方で楽しもう

MIKI

ひのそうさんのおかげで、ハフコミュのことが少し分かった気がします!

ひのそうさん

それは良かったです!

ハフコミュの使い方は人それぞれで、いろんな部会や旅のコミュニティに参加しフル活用している人もいれば、僕みたいに広報部のみに所属し、基本的に一人旅メインという方もいます。

人によってハフコミュの捉え方や使い方はさまざまで、自分に合ったやり方で楽しめれば良いと思いますよ。

MIKI

無理せず、自分なりの楽しみ方を見つけてみます! 今日は素敵なお話、どうもありがとうございました!!

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MIKI

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ひのそうさんの言う通り、HafHの使い方は人それぞれ!まずは気軽に始めてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

取材好きのライター。旅とカフェと瓶コーラをこよなく愛する

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